2023年08月10日
2023年09月01日
ウェブデザイン
SEO対策の基本とホームページのアクセスアップ
ホームページに携わる人であればSEO対策(Search Engine Optimization)という単語を一度は聞いたことがあると思います。SEO対策とはYahoo!やGoogleなど検索エンジンでのホームページの掲載順位で上位にランクさせるための対策です。ここではSEOの基本と基本的なSEO対策を初心者にわかりやすく紹介します。
いまさら聞けない「SEO」とは?
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SEOってなぁに?
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索結果で自社サイトをより上位に表示させ、アクセスアップを図る対策のことです。別名、検索エンジン最適化とも呼ばれ、このSEO対策を無視するとYahoo!やGoogleなど検索エンジンから評価されづらくなり、インデックスされなかったり上位表示されません。結果として検索エンジンからの検索流入が滞るので、商品の購買やお問合せが少なくなる危険性があります。
こうしたよくない状況を回避するためにもSEOの基本を押さえ対策を促進しましょう。
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SEO対策って何をするの?
SEO対策とはこの検索エンジンで正しく評価される、あるいはさらに高評価を得るためにホームページを改善する作業のことです。SEO対策には大きく分けて「内部対策」と「外部対策」があります。内部対策や外部対策、ほかにもコンテンツ制作、ページエクスペリエンス最適化などの対策があります。 例えば内部対策であれば、
- クローラーが巡回しやすくするための対策
- 適切にインデックスされるための対策
- ユーザビリティを高めるための対策
ホームページの効果を高めたいと考えた時には、まずは「内部対策」を見直してみましょう。
SEO対策をするメリット
SEO対策をするメリットがいくつかあります。
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自然検索(Organic Search)での流入が増える
お客様に検索されるキーワードを盛り込んだコンテンツを作成しコンテンツを増やすことでWebサイトの品質を高めます。効果としてキーワードでの検索順位がUPしたり、より多くのキーワードでインデックスされて検索結果での露出が増加します。
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ブランディングできる
例えば「商品A」についてのSEO対策を行います。その結果「商品A」の露出は増加し、それによりホームページへ流入する検索ユーザーも増加します。また直接「商品A」を指名検索される回数も増えます。結果としてサイト全体も、商品自体も認知度が向上し、ブランディングが行えます。
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資産価値の向上
例えば良質なコンテンツを地道に増やし、品質の高いホームページをしっかり保守管理し続けるということは、有力な販売チャネル・広告宣伝媒体を企業資産として持ち続けることができるということです。
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広告費を抑制できる
ホームページへの集客手段の一つとして、Google広告やYahoo広告などの有料サービスを利用してリスティング広告やディスプレイ広告など出稿されている企業様もいらっしゃるでしょう。この場合はサービスに定期的に料金を支払う必要があります。しかしSEOの知識を蓄え、自分で自身のホームページにSEO対策を施す場合、特定のサービスの利用料金を支払う必要がありません。つまり広告費を抑制できるというわけです。
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「内部対策」には「閲覧しやすく」と「審査しやすく」が重要
内部対策の目的は「ユーザビリティの向上」と「クローラビリティの改善」です。検索エンジンでは、各ホームページの検索の順位を決めるための要素を、「クローラ―」と呼ばれるロボットをインターネット上に走らせ、各ホームページから収集しています。このクローラーが正しく自社ホームページの情報を収集してくれるようにしておく対策が「クローラビリティの改善」です。
クローラビリティが改善の重要性
一般的に以下のような対策をすればクローラビリティが改善されると言われています。
- Googleにクロールをリクエストする
- URLの正規化(重複コンテンツの見直し)
- ディレクトリの階層は3段までとする
- リンクはテキストで設定する
他にもクローラビリティの改善方法はありますが、クローラーのアルゴリズムは不定期に変更されているので、最新の方法を試してみてください。 次に「ユーザビリティの向上」ですが、ユーザーに分かりやすいwebサイトとなるよう心掛けるのがポイントです。
- ディレクトリの明確化
- 「robots.txt」の設置
- SSLの適用
- モバイルファストインデックスに対応
- ページ表示速度の高速化
まとめ
ホームページを「一人でもたくさんの人に見てもらいたい」これはみなさん共通の願いだと思います。そのためにはたくさんの人がホームページを見つける入り口となる検索エンジンで、できるだけたくさんの人の目につくよう上位に表示されるようSEO対策に取り組んでみるのはいかがでしょうか?